一般社団法人全国自治体ライドシェア連絡協議会(略称「全自連」)は10月16日(水)午後、東京丸の内で「公共ライドシェア」アドバイザー養成講座 第3回セミナーを開催しました。
第3回セミナーは「モビリティイノベーションの街と社会へのインパクト」と題し、名古屋大学 未来社会創造機構モビリティ社会研究所 名誉教授・特任教授の森川高行氏に講演していただきました。
地方自治体関係者や交通事業者ら約220人が対面及びオンラインで参加し、自動運転に代表されるモビリティイノベーションの動向やモビリティイノベーション時代のまちづくりなどについて理解を深めました。
森川氏からは、既存の交通手段と新規の交通手段をブレンドすること(「モビリティブレンド」)の先進事例や今後の取組内容についてご紹介いただきました。また、「マイモビリティ公共財プラットフォーム」(インフラや車両等を公共財としてプラットフォームが保有し、交通事業者や住民等へ貸与するという考え方)の考え方やその意義について解説があり、全自連が進めている「一元管理システム」とも共通する考え方であると感じました。