一般社団法人全国自治体ライドシェア連絡協議会(略称「全自連」)は8月29日午後、東京丸の内で「公共ライドシェア」アドバイザー養成講座 第1回セミナーを開催しました。
「地域交通の過去・現在、そして未来」と題して、元国土交通事務次官 藤井直樹氏が基調講演。地方自治体関係者や交通事業者ら約220人が対面及びオンラインで参加し、地域交通政策の最新動向などに理解を深めました。
藤井氏は、地域交通を取り巻く環境の変化と政策の変遷を紹介しつつ、地域交通の未来に向けて「構造的な移動ニーズの変化を見据えて対応すること」「これまでのやり方にこだわることなく、新しい技術を積極的に取り入れること」「地域交通を、安全で、使いやすく、持続可能なものとするため、関係者が力を合わせること」を挙げ、課題解決に向けた具体的な行動の必要性についてお話がありました。